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泌尿器科の紹介・診療について

治療方針・診療の特徴

骨盤臓器脱治療について


当院では骨盤臓器脱の専門的治療を行っています!

骨盤臓器脱 − 耳慣れない言葉ですが、最近では雑誌やwebでちらほら見かけるようになりました。これは女性特有の疾患で、おもな症状は「おしもに何かを触れる」「股に何か挟まっている感じがする」というものです。

骨盤臓器脱に悩んでいる人は、実は非常に多く、お産を経験した女性の3人に1人が何らかの不快な症状を自覚しているとも言われています。しかし「恥ずかしくて人に言えず、かかりつけ医にも相談できない」「病院といってもどこに行ったらいいのかわからない」といった理由で受診をためらっている患者さんがかなりいらっしゃいます。

また、婦人科検診などで指摘されても、「困ったことがあれば治療しましょう」と言われることが多いのです。しかし、膀胱や子宮が下がって出ていることで、どんな「困ったこと」があるのかはあまり説明されません。骨盤臓器脱では「何かモノが出ている」という以上に、「トイレが我慢できない」「尿が漏れる」「便秘がひどい」といった、一見あまり関係なさそうな症状が問題になるのです。

●骨盤臓器脱の種類

骨盤臓器脱の種類


当院では、骨盤臓器脱に対して従来行ってきた膣形成術に加えて、平成23年からTVM手術(経膣メッシュを用いた骨盤底形成術)を行ってきました。この手術は膣形成術と比較して再発が少なく、膣壁を強く縫縮することがないため術後の仕上がりも比較的自然です。しかしメッシュをがっちりと何かに縫い付けるのではなく、もともとある靱帯にアンカーリング(引っかけること)してメッシュが身体の支持組織の一部となるまで、2〜3ヶ月の期間が必要で、その間は生活強度を下げていただかなければなりません。

●TVM手術のイメージ

TVM手術のイメージ


一方、骨盤臓器脱の患者さんでは、仕事で重いものを運ばなければならなかったり、家族の介護をされていたりと、腹圧のかかる動きが生活の一部になっている場合が多いです(だからこそ骨盤臓器脱になったともいえます)。そういう患者さんに術後3ヶ月間もの安静は現実的と言えないのではないか?という考えもあり、平成27年3月、腹腔鏡下仙骨膣固定術(LSC)を導入しました。

●LSC手術のイメージ

LSC手術のイメージ


この手術は膣壁と膀胱、膣壁と直腸の間にメッシュを差し入れて固定し、そのメッシュの端を引き上げて仙骨の前縦靱帯に縫い止めるという手術です。骨盤底の非常に深いところで操作しなければならないため、お腹を切って手術するとかなり大きなキズができてしまうのですが、この手術を腹腔鏡で行うことにより、5ミリ〜1.5センチ程度の小さな穴を4カ所開けるだけでできるようになりました。手術自体の時間は4時間前後かかりますが、術後の回復はとてもスムーズです。また、膣の長さや方向がTVM手術や膣形成と比べて生理的(病気になる前の正常な状態に近いこと)なので、性行為の際も違和感がほとんどありません。

以下のような方がTVM手術に向いています
  • 心臓などに持病があり、長時間の手術に不安がある
  • もともとそれほど活動性の高いほうではなく、術後の安静が守れる
  • セックスの頻度は低い
  • 子宮脱はなく、膀胱が主に脱出していて排尿障害が強い

以下のような方がLSC手術に向いています
  • 仕事に家事に活動的な毎日で、臓器脱を治して退院したらすぐ元の生活に戻りたい
  • 術後のセックスライフも大事にしたい
  • 子宮脱が主体である
  • かつて骨盤臓器脱に対して膣形成術やTVM手術を受けたことがあるが、再発した

この他にも、いろいろと向き不向きを決める要素はありますが、まずは気軽に受診をしてください。きちんと診察をして、患者さん一人一人に合った治療方針をご提案いたします。

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