DWIBS法（Diffusion-weighted Whole body Imaging with Background Suppression）とよばれるMRIの拡散強調画像（DWI）を応用した撮影方法です。がん組織の細胞が急速に増殖し正常組織と比べて水分子が動きづらい状態となることを利用した仕組みで、特定部位のがんを発見したり、治療経過観察に対して有効な検査です。特に乳がんスクリーニングの適応は高く、精度の高い診断が可能です。岡山中央病院での検査は、この方法の考案者である東海大学放射線科の高原太郎教授と提携して実施します。

岡山中央病院では2019年8月より、MRIによる乳がん検診を導入いたしました。

痛みがありません：うつ伏せで乳房型にくりぬいたベッドで検査するため、乳房への圧迫がありません。
被ばくがありません：放射線を使わないので、被ばくをすることがありません。
着衣での検査です：肌を出さなくても乳房の検査ができます。
短時間でおわります：検査時間は10分～15分と短時間です。

★ 無痛MRI乳がん検診は、乳房を見られる恥ずかしさや、検査の痛みから解放された検査方法です。
★ マンモグラフィ検査と比較し、高濃度乳房にも高精度の診断が可能です。

・乳がん検診を受けたことがない方
・血縁者に乳がんの人がいる方
・高濃度乳腺（デンスブレスト）の方
・出産経験がない方
・初産年齢が高い方
・出産回数が少ない方
・授乳経験がない方
・授乳期間が短かった方
など

19,580円（自費:税込）

セントラル・クリニック伊島　健康増進センター
〒700-0017
岡山県岡山市北区伊島北町7-5
TEL：086-252-3222（代表）

詳しいWEBサイト（外部）はこちら
痛くない乳がんMRI検診（https://www.dwibs-search.com/）