専門職のご紹介
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患者さんの生活意欲を引き出し、意思決定を支援する
「入院そのものがリハビリ」となるには、専門職の働きかけが大切だと考えています。
病気やケガの直後は、症状による辛さ、これからの生活への不安などによりリハビリの大切さが分かっていても
なかなか意欲が出ないこともあります。私たちの働きかけにより患者さんが生活意欲を取り戻し、意思決定が出来るような支援を考え行動いたします。
私たちが目指す支援
□ ご自身で決めて行える(意思決定・自立支援)
□ 自発的・意欲的に活動が出来る
□ 心に寄り添う
□ 心がなごむ
□ 高い安全性を確保する
□ 障害があっても豊かな人生の再構築が行える
患者さんとご家族は、リハビリチームの一員です
患者さんへ
「患者さんご自身が、これからについて意思決定すること」「自らの意思でリハビリに取り組んで頂くこと」が大切だと考え、関わらせて頂きます。ご自身で安全に出来ることを出来るだけ行って頂き、これからの生活について担当者との日々のやりとりにご協力をお願いいたします。
ご家族や周囲の方々へ
病気によっては障害が残ることがあります。生活にはご家族や周囲の方々の支援が不可欠です。リハビリを行う患者さんの意思・目標を理解して頂き、前向きに取り組めるよう支援して頂きたいと考えています。
また、これまで通りではないことが出てくることも考えられます。お互いが納得して暮らしていけるよう、ご本人および関係者との定期的なお話し合いへのご協力をお願いいたします。
リハビリテーションチームのご紹介
回復期リハビリテーション科 医師紹介
患者さん一人ひとりの細やかな症状を診察・把握し、入院中の医療的な管理を行ってリハビリテーションが円滑に進むよう支援させて頂きます。万一症状や容体が変化した場合は、迅速に他科の医師と連携して治療を行います。
回復期リハビリテーション科部長
小林 良三(こばやし りょうぞう)
卒業年:昭和54年
専門:感染制御、重症管理
資格:
医学博士
日本環境感染症学会認定医
日本医師会認定産業医
回復期リハビリ病棟専従医
日本救急医学会ICLSコーディネーター
日本DMATインストラクター
AMATインストラクター
CBRNEインストラクター
脳神経内科医師部長
回復期リハビリテーション科医師
真邊 泰宏(まなべ やすひろ)
卒業年:平成6年
専門:脳神経内科疾患全般(脳血管障害、変性疾患、神経免疫疾患、中枢神経感染症等)
資格:
医学博士
日本神経学会専門医・指導医
日本内科学会認定医
日本脳卒中学会専門医・指導医
日本認知症学会専門医・指導医
回復期リハビリテーション科医師
原 賢治(はら けんじ)
卒業年:昭和60年
専門:一般内科
資格:
日本神経学会認定神経内科専門医
日本内科学会総合内科専門医
日本内科学会内科認定医
リウマチ財団登録医
日本医師会認定産業医
医学博士
非常勤医師
堅山 佳美(かたやま よしみ)
卒業年:平成12年
専門:リハビリテーション医学
資格:
医学博士
日本リハビリテーション医学会専門医・指導医
日本臨床神経生理学会専門医・指導医
岡山市社会福祉審議会身体障害者専門分科会委員
看護師
医師の診療補助・療養上のサポート・精神面でのケアを通して、患者さんの「24時間リハビリ」を支援します
患者さんの健康状態を保ち、日常生活をご自身で行えるように、療養上のサポートや精神面でのケア、医師の診療の補助などを担当させて頂きます。
入院生活が「24時間リハビリ」となるように、「待つ看護」を大切にし患者さんのみならず、ご家族が安定した気持ちで患者さんを支えていけるようにご家族の気持ちにも寄り添い支援しています。
介護福祉士(ケアワーカー)
患者さんの入院生活に密着し、その人らしく生活できることを支援します。
入院生活における食事、入浴、排泄など、身の回りのこと全般にわたって直接的な介護に関わっています。
患者さんの今までの生活習慣を考慮した、また希望に添った生活が送れることを最優先に考えています。
リハビリ以外の時間には、レクリエーション、季節の行事など余暇活動を考え、患者さんが心身ともに元気になれる場を作ります。また在宅へ帰られるにあたっては、ご家族へ介護、介助に関する知識や技術について提供させて頂き、退院後も快適な暮らしができるように支援させていただきます。
理学療法士(PT:Physical Therapist)
筋力や体力向上など、動くために必要な
機能回復リハビリを支援します。
ベッドから起き上がる・立つ・歩くといった動作は生活の中で何度も繰り返す基本的な動作です。これらが少しでも楽にできるように一緒に運動して頂き、身体機能や姿勢・動きを整えます。加えて移動をサポートする杖や車椅子などの練習も行います。
時には「きついからどうしようかな…」と患者さんが思われることもあります。そんな時に少しでも笑顔で安心してリハビリに取り組めるよう、元気で明るい対応を心がけリハビリをサポートさせて頂きます。
作業療法士(OT:Occupational Therapist)
日常に必要な動作の向上を支援します。
私たち作業療法士は、患者さんやご家族とお話をしながら、患者さんが「やりたい」と思う動作や生活に必要な動作の向上など幅広く支援しています。
病気や怪我により、心の元気もなくなっている方もおられると思います。「退院後も、患者さんやご家族の方・周りで患者さんを支えて下さる方々が笑顔でいられるように」という思いで、患者さんが心も体も一歩踏み出せるように、一緒にリハビリをさせていただいています。
言語聴覚士(ST:Speech and Language Therapist)
人と話をすること、口から食べること
に関するリハビリを支援します。
食事でムセる、うまく声が出せない、考えたり記憶することが難しい等の症状で悩む患者さんのリハビリを担当しています。発症して間もない時期から、回復する時期に至るまで幅広く関わらせて頂きます。
リハビリ開始時に言語聴覚士が嚥下・発声・認知機能・高次脳機能の検査を行い、計画を立てリハビリを行います。
患者さんがリハビリを行い、回復していく様子見ることは私たちにとっても何よりの喜びです。安心して頂けるよう、言語聴覚士チームで協力し患者さんのリハビリを進めさせて頂きます。
医療ソーシャルワーカー(MSW)
今後の生活への心配事や不安を解決できるよう
相談や各種手続きの支援をさせて頂きます。
突然の病気や入院により、患者さんをはじめ、そのご家族や周囲の方々には様々な心配事や不安事が出てきます。医療ソーシャルワーカーはそういった問題を少しでも解消して、患者さんが安心してリハビリに専念でき、ご家族は安心して退院先の準備ができるように必要な情報提供や調整を支援させていただきます。こんな事を相談してもよいのだろうか・・・と遠慮せず、是非気軽にご相談ください。
管理栄養士
リハビリで力を発揮できるよう、
栄養面からサポートします。
患者さん一人ひとりの活動量や疾患に合わせ、食事や栄養補助食品を提供しています。必要な栄養量を摂ることは、リハビリで力を発揮するために大切です。リハビリで力を発揮できるよう、栄養面からサポートします。また、退院後の自宅での食事に不安がないよう、患者さんやご家族の方へ食事指導も行なっています。生活習慣病のある方、嚥下食を食べられている方などに対し、自宅でも安心して食事ができるようサポートしています。
薬剤師
お薬のスペシャリストとして
患者さんにかかわります。
1人ひとりに合わせた投与量や副作用、他院で処方された薬や、薬同士の飲み合わせなどをチェックし、医師や看護師、他のスタッフに情報提供・提案などを行っています。
回復期リハビリテーション病棟では、持病があり継続して薬を飲まれる患者さんも多く、安全に、安心して薬とつき合っていくお手伝いもさせて頂きます。
所在地岡山県岡山市北区伊島北町6−3